愛犬はあなたの鏡です



「愛犬はあなたの鏡」 です。

これは岐阜県の田中ファミリードッグトレーニングスクールの田中先生の言葉です。

田中先生によると、飼い主がしつけに関して一番大きく感じるストレスが

「愛犬の気持ちが分からない・・・」ということだそうです。

先生は「犬の気持ち」は「無心」であると言っています。


だから飼い主が犬の気持ちを理解しようとしても無であるから分からない・・・

それよりも犬は「あなたの気持ち」を理解したい、知りたいと思っている。

犬は「あなたの気持ち」を示して欲しいと待っている。



飼い主が気持ちを示してくれて、それを理解したとき、犬は初めて心を持つことになる。

それが「犬の気持ち」。

「あなたの気持ち」を示すことによって、色々なことが一つ一つ心に蓄積されていく。

飼い主と犬が似てくるのは、飼い主の心を犬が自分なりに理解した結果なのです。



トレーニングをしている時、よく失敗ばかりする時、犬は飼い主の心を見るために

行動し、観察しています。

例えば、怖がりの犬を飼っている飼い主さん、

もともと怖がりの犬ではなかったのかもしれません。

犬が何か怖い!という反応をした時に、

不安そうな顔で異常に心配してくれてる飼い主の姿を見て、

「やっぱり危険なんだ!」と学習してします。


他の犬に吠える場合も然りです。

他の犬に吠えたら、飼い主が動揺し、怒ったりする。

その行動を観察して、「危険だ!飼い主を守らなきゃ!」と反応してしまう。



行動後の結果によって犬は学習するので、

「あなたがする行動」には注意が必要になってきます。



しつけ・トレーニングをしている最中は、「私の言うことをきかせよう!」と

イライラしたり、失望したりするものです。


あなたのイライラが犬に伝染してしまうと、しつけ・トレーニングをする度に

飼い主のイライラを受け止めなくてはならなくなる・・・

必然的にしつけ・トレーニングは楽しいものではなくなってしまいます。



トレーニングの際に、大きな声で「イケナイ!」「ダメ!」とか言った後、

飼い主が期待している反応とは逆に唸ったり、吠えたりする場合が多いのは

飼い主が「吠えている」と勘違いしているのかもしれませんね。


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