誰も書かなかった裏話「フィラリア予防」


  もっと早くお知らせするべきでした・・・・   
  「フィラリア予防について」

春になると蚊が出ます
その蚊が媒介するワンコの病気と言えばフィラリアです ご存知ですよね?
毎年毎年予防しなくてはならない病気です

その予防法には いくつかあります
  1.蚊取り線香を焚く
  2.毎月1回投薬する
  3.年に1回注射する
  4.スポットタイプを滴下する

1の「蚊取り線香を焚く」に関してですが 蚊を殺すに越したことはありませんが 
効果は果たしてあるのだろうか?
確かに蚊は寄ってきづらいのかもしれませんが それ以上にワンコの行動範囲は広いです
ほとんど気休めみたいなものです
飼育頭数の多いブリーダーは個々に予防する費用が掛かりすぎると言う事で
蚊取り線香で済ませている人が多いです
フィラリア予防は費用も手間も掛かるものですからね

2の毎月1回投薬するに関してですが 投薬にも何通りかあります
錠剤のもの、顆粒のもの、ジャーキータイプのものなどです
錠剤はたまに吐き出していることがあるので注意が必要です
顆粒はフードに混ぜたり飲み水に混ぜたりすればイイので 比較的多くの病院で使われています
ジャーキータイプのものは食いつきがかなりイイので 非常に楽です 
でもちょっと割高です

3の注射で予防に関してですが これは3年前に出来たものです
1回の注射で半年間 効果が持続するものです
毎月の投薬を忘れがちな飼い主さんや獣医さんにとっても 負担が軽く画期的な治療法として 
徐々に採用している病院が増えてきています
!でも!でも!私は絶対にオススメしません
注射の成分も強く ワンコの負担が大きいのです

導入当初は数多くの死亡例が報告されていました
大分 死亡例は減ってきたとは思いますがまだ死亡例はあります
中には死亡例の報告を受けて 採用を見合わせるという病院もあります
でも殆どの病院では  「年に1回の注射で予防できます!画期的です!」みたいな 同じ文句で
宣伝してドンドン注射しています
「愛するワンコのためにフィラリア予防」をしに行って 注射で死んでしまった・・・なんてありえませんよね?

私は医療業界にいたので 新薬導入などに関わってきました
新薬導入の際 その薬のメーカーからは破格の卸値や 医者に対するメリットが与えられます
そうでもしないと 新しい薬が導入されるまでには非常に時間が掛かるのです
このフィラリア予防注射にもそのような背景があると言っているのではありません

死亡例が報告されているにも拘わらず 導入させるメーカー、 導入する獣医に疑問を感じるのです
ペットブームの波に飲まれて「飼い主さんがワンコを愛する気持ち」「飼い主さんがワンコを心配する気持ち」 から離れていっている獣医さんもあります
飼い主に対する十分な説明が行われていますか?
地球は温暖化現象でドンドン気温が高くなり、日本の平均気温も上昇しています
地域によって異なりますが、毎年 蚊が発見される時期は早まっています
でも投薬する時期は10年前と一緒、これもありえませんよね。
私は愛犬パフ子のことになると極度の心配症になるので 毎年早めに投薬し、
秋ごろに余分に薬をもらいに行きます 「あのー、薬無くしちゃったんですけど・・・」って
小心者ですよね

皆さんは「心配だから 蚊がすっかりいなくなるまで飲ませたいんです!」 って言ってくださいね
そして必ず毎月の投薬を忘れないで下さい 「毎月×日はフィラリア予防の日」と決めてくださいね

最後に4のスポットタイプに関してですが これも新しい薬です
よって副作用などに関してはまだ明らかになっていません
だから 処方されそうになったら断ってくださいね
絶対2で行きましょう!2で!

こんな内容を書くと 薬メーカーから怒られると思います でも戦いましょう!
「飼い主さんの気持ち」から離れていく ペット業者・関連事業者と戦いましょう!


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