一人ぼっちのリフォーム物語


この事務所に引っ越してから、すでに1年が過ぎようとしていた・・・
当初の、「ガンガン!リフォームするぜ!」といった勢いが消えかけた頃、
この事務所に変化を強要する出来事が起こるのである。

そう、「変わらなきゃ、も変わらなきゃ」。イチローの名言である。
常に進化し続けなければならない(`_´メ)

今回のリフォームに取り掛かる前に、まずこの物件の全貌を図解で明かすとしよう。



実はこんなにバカ長い事務所なのだ!どうだ(`´)
もとが本屋だけあって、かなり広い、というか長い・・・
大体40畳くらいの広さなのに、仕事のスペースは8畳くらいだってわけです。
そして、その裏側は異様にすさんでしまっていたわけですねf(^_^)
すさみ具合は、一人ぼっちのリフォーム物語1を参照してください

片付けるのが面倒なのも一つの要因だが、事務所を広くしない理由がもう一つあった。
それは寒いからである。
かなり安いエアコンを買ったせいで、8畳を暖めるのがやっとなのだ。
しかも、この事務所はすきま風がハンパじゃない。
閉め切っていても、カーテンが揺れたりする。
夏はスキマから、蚊が入ってくる。スキマどころのレベルじゃないのだ・・・・

だから本当は広く使いたくなかった・・・
あの商品さえ無かったら、広くする理由は無かった。

あの商品とは、「すみにおけない炭ペットシーツ」である。
そう、あの「高値い!デカイ!でもにおわない炭ペットシーツ」だ。
炭ペットシーツの在庫を置く場所を確保する為に、事務所のウラのグチャグチャゾーンを
片付けなくてならなくなったのである・・・・



ちなみに1個の段ボールの大きさは、30X40X70cmくらいあったりする・・・
ある程度、重ねても4畳くらいのスペースが必要になるのだ。

私は気が重かった・・・腰も重たかった・・・面倒で全くやる気がおこらなかった・・・
そんなある日、あの男から電話がきたのである。
あの男とは、冒険家ピロシである。
毎年ピロシは、冒険に掛かる資金づくりのため、6ヶ月ほど出稼ぎに出るのだ。
その出稼ぎ期間が終わり、実家に戻っているとのこと・・・

出稼ぎしている間も、実はこの事務所のことが気がかりだったようだ。
ピロシはこう言った・・・
「またリフォーム、手伝わせてくれないかな・・・」

「エッ、本当に?それじゃ明日来て、昼飯ごちそうするから!」

私はまんまと昼飯でリフォーマーを確保できたのである。\(^o^)/



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