留守番が苦手です・・・
●まずは頂いた相談メールから・・・・
「留守番が苦手、必ずゲボります。
あまり四六時中ベッタリしすぎたのか・・・・!?(一ヶ月に1、2度程度の留守番)
ゴミ出しの時でさえもゲボることあり(>_<)」
留守番が苦手なワンコは多いですね。
これらの原因はやはり愛情過多な場合が多いと思います。
つまり早い話が、あまりにもベッタリし過ぎたってことです。
お気づきですよねf(^_^)
愛情をタップリかけることは悪いことではありません。
とってもいいことですし、ワンコも喜びます。ストレスも減りますよね?
でも、それを一人ぼっちにしてしまったら、ストレス倍増!!なんてことになりかねません。
そもそも、愛犬のそばにあなたが居るとき どんな過ごし方をしていたでしょうか?
ずーーっと遊びっぱなしではないと思います。
あなたのそばで眠ったり、あなたの後をついて回ったり、
オモチャで遊んだり、撫でられたり・・・・・
こういった生活を長い間、繰り返してきたとすると・・・
やはり留守番はストレス以外のなにものでも無くなってしまいます。
あなたがそばにいないというストレスは、
「ワンコの誤解」からきているのかもしれません。
ワンコの頭の中を少し覗いてみましょう。
「ボクが起きている時は、飼い主さんはいつもそばにいるんだ!」
「ボクが近くに行けば、必ず頭を撫でるんだ!」
「ボクが寝るときも、必ずそばを離れないんだ!」
「ボクがいつもそばに居てあげているんだ!」
・・・・・・
なんて考えているかもしれませんね(o^_^o)
最後のは大げさですが、あながちウソとも言い切れないと思います。
というのは、ワンコがあなたのそばに近寄っていくと、
すかさず頭を撫でたり、笑顔のごほうびを与えたりしていませんか?
ワンコの頭の中では、もしかしたら「ホレ、頭撫でろ!」なんて思っていたりしてf(^_^)
そこでナデナデしちゃうと、「言うことを聞いてくれる飼い主さんだねー!」
って勘違いするかもしれませんね。
自分がリーダーだって勘違いも起こしてしまうかもしれませんね。
そういった誤解を生まないためにも、
普段からの行動の制限などが必要になってきます。
ハウスのしつけも参考にしてくださいね。
これら行動の制限は、ワンコにとってかわいそうなものではありません。
むしろ、一人で落ち着ける時間を作ってあげられると考えていただきたいです。
「行動の制限」と「ワンコの誤解」を生まないようにするのが解決方法です。
今までとにかくワンコに構いすぎていた飼い主さんは、
ワンコのストレスにならないよう、
少ーーーーしづつ構わないようにしていってください。
例えば、お出かけの時や帰宅時など、
スグに声を掛けたりしない!数分の間は無視・・・(>_<)
ワンコも「あれ~?」と思いますが、最初のうちだけです。
この構わない時間を徐々に延ばしていくだけで
あなたとワンコの関係は少しづつ良くなっていくと思います。