犬のあま噛み・噛みぐせについて


子犬 噛み癖



子犬が「噛む」のはしょうがないですよね?
だって人間みたいに、手を引っ張って「遊ぼう!」なんて出来ないのですから、
犬の口は、人間の手の代わりのようなものかもしれませんね(^-^)

でも 子犬の「甘噛み」を許したままではいけません。
”一緒に暮らしていく家族”としてのルールでもありますし、何より 痛いです(>_<)

●まず噛みつく強さを加減させよう!
まず子犬が初めてあなたのお家に来たときを思い出してみましょうか。
最初はちょっぴり 怖がりながらお家の中を歩き回ってましたよね?
そのうち近寄ってきて 指をペロペロ舐めたりしていませんでしたか?

それが時間が経って、環境に慣れ、人間に慣れてくると、
ペロペロの延長で カジカジと噛んでしまうわけです。
それがまた可愛かったりもして、笑いながら 「○○ちゃん、痛い、痛いよー♪」なんて言うもんだから
子犬もついついエスカレートしてしまいます。
噛まれて痛かったら 「痛い!」ってことを伝えましょうね(^-^)

●本来の子犬の生活を考えてみましょう。
子犬は何匹かの兄弟で暮らしています。
わちゃわちゃと遊びながら、じゃれあっています。じゃれあいっこは楽しいものです(o^_^o)
じゃれあいっこの延長で兄弟に噛み付くこともあるでしょう。
噛まれた兄弟が 「痛くない」と感じていたとしたら遊びは続行しますよね?
でも 「痛い!」と感じたら、噛まれた兄弟はどうするでしょうね?
「キャン!(痛てー!)」と泣きながら、その場を立ち去ることでしょう。
兄弟が立ち去ってしまったら、残された噛み付きワンコはポツーン・・・一人ぼっちです・・・
遊んでくれる兄弟は居なくなってしまったのです・・・・・反省・・・・(>_<)

反省を踏まえて 今度は兄弟が痛がらないように軽くじゃれあいます。仲直りをして(o^_^o) 
兄弟が痛がる程度を知り 噛む力を加減することを学んでいくのです。
しかし残念なことに、あなたのお家で飼うのは愛犬一匹だけ・・・兄弟ワンコはいません・・・

さて、どうします?

あなたが兄弟ワンコになってください!
そう!! 「痛い!」時は「痛い!」って伝えてください。
でも必要以上に大きな声をあげて、「イッターイ!」って言ったり、怒って叩いたりしては逆効果です。
これをやるとますます興奮してしまう場合も多いです。

では どうしたらいいのか・・・?

思い出してみてください(^-^)あなたは兄弟ワンコなんですよ。
そう!兄弟ワンコのように、「キャン!」と言って その場から立ち去ればいいのです。
よく、噛まれた後に「お仕置き」として「サークル・ケージ行き」を罰として与える飼い主さんが多いようですが
(間違いではないですよ)、兄弟ワンコだったら、そうはしませんよね。
だから、あなたがその場から立ち去ってくださいf(^_^)
戻ってくるタイミングはお任せしますが、最低でも30秒くらいはほっときましょうね。
反省した(寂しがっている)タイミングを見計らって、また子犬のいる部屋に戻り、遊びを開始しましょう。

そして、痛かったら、立ち去る!を繰り返してください。
遊ぶときには、やさしくしていないといけない、ということを反復させて教えていきましょう。



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