ペット医療の高度化について


「ワンコにも人間と同じくらいの高度な医療施設があったらいいのになあ・・」と
日々考えておりましたが、実はものすごいスピードでペット医療の高度化も
進んでいるようです。

その背景にはペットの病気の複雑化・広範化があります。
CTやMRIなどを持たない動物病院では、対応できない治療が増えてきたのが
第一の要因のようです。

まだ高度医療を行っている動物病院は数少ないのですが、
今後、高度化・専門化していくことと思います。
埼玉県には昨年10月に「日本小動物がんセンター」が設立され、
大阪にはこの秋に、「センター病院(仮称)」も設立予定です。
いずれも大学附属病院と同様、かかりつけの獣医師からの紹介制で患者を
受け付け、専門性を生かした高度医療を行うものです。

また「定期健診の重要性」も日々高まりつつあります。
血液検査・レントゲン検査・尿検査・便検査などのカンタンな検査です。
血液検査ではわずか1CCの採血で20項目以上の検査が受けられます。
この4つの検査をベースにして、超音波検査や心電図検査などを行います。

定期健診にかかる費用は、一概には言えないのですが、1年に一度の健康診断で
1万円から3万円前後のようです。
ちょっと高いかな?と思いますが、実際に大きな疾患で通院することを考慮すると
費用も安く済む場合がほとんどのようです。
ワンコも人間と同じ、早期発見・早期治療が肝要なのですね。



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