夏場のお肌管理



発汗できる私達人間と違って、ワンコはもっと暑いでしょうね・・・
今回は、『夏はワンコの皮膚を気遣おう!』です。

ここ数年、ワンコのアレルギー性皮膚炎が急増しているようです。
元々、潜在的なアレルギー犬の数はそれほど変化が無いと思われますが、
室内犬の増加に伴い、発症に気付きやすくなったのが一つの要因でしょう。

空気が乾燥して 肌が乾く冬や、花粉が飛散する春も皮膚への影響が多くなって
アレルギーの発症が多くなりますが、
暑い夏場は アレルギー性皮膚炎発症の要因になる寄生虫やカビなどが繁殖しやすいため、
その症状が悪化しやすいです。

アレルギーと一口に言っても、何種類かあります。
ほこり・カビ・花粉などが原因となる「アトピー性」、アレルゲンに触れて起こる「接触性」、
食べ物が原因となる「食物性」、ノミなどによって起こる「ノミアレルギー性」
などなど様々です。

アレルギーは原因が特定しにくく、完全に取り去るのも予防するのも難しい場合が多いです。
ですから、アレルゲンを出来るだけ取り除き、皮膚を傷めるのを避けるのが大事です。

夏場の対策としては、ノミなどの寄生虫からの防御です。
草むらなど ノミの多い場所を避けて駆除薬を使ったり、月に2~3回のシャンプーもいいです。

ただし犬の皮膚は人間より表皮が薄いため、洗い過ぎると脂が薄くなり
皮膚が乾燥して 痒くなりやすくなってしまうので注意が必要です。

またアレルギー反応を起こさせないためにもストレスを溜めさせない
健康なワンコ生活を心がける必要があります。


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