危険なドッグフードの作り方②

ドッグフードの添加物について


今回は 「危険なドッグフードの作り方2 添加物」です。


前回お伝えしたのは、多くのドッグフードの原材料に、

・人間の食用には適さなかったもの

・病死した動物の肉

・抗生物質などを大量に摂取させられた動物の肉

が使われているという内容でした。


また 殺菌剤・消毒剤も大量に投入されているので

その加工段階では さらに沢山の添加物が加えられることになります。


●まず消毒剤のきついニオイにふたをするための香料が加えられます。

消毒剤特有のツンとしたニオイを消し、

さらに食欲を増進させるような良いニオイも加えられます。


●着色料が加えられます。

犬は色盲ですので、これは飼い主向けの加工と言えるでしょう。

「肉である」というイメージを持たせるための着色料、

茶系・赤系のものが加えられることが多いです。


●栄養添加物が加えられます。

ドッグフードの栄養価の基準は、

AAFCO(米国飼料検査官協会)のガイドラインが世界的な基準となっています。

しかし、肉や野菜をミックスしただけでは、

AAFCOの基準を満たすことが出来ません。

通常の食事で得られるような栄養素よりも はるかに膨大な栄養素を

AAFCOの基準は求めているのです。

したがって 原材料として栄養素を含むことが出来ず、

栄養素のエキス(抽出物)を添加することになってしまうわけです。

多くは 油のような混合物を栄養添加物として入れています。


●ドッグフードの形を整える 増粘安定剤が加えられます。

これも飼い主向けの加工と言えます。

ドッグフードの出来上がりの形状が均一になり、

見た目が良くなるようにする薬です。


他にも、

●ウンチを小さく硬くする薬

●品質の劣化を防ぐ 酸化防止剤

が添加されます。


この2つに関しては、

ワンコのアレルギーなど健康問題に深い関係があります。

次回 この2つの薬剤に関してお知らせします。



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