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あま噛みのしつけ

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噛むという行為はどんな子犬でもする行為です

「噛む」という行為を通して 人との係わり合い、兄弟との係わり合いを勉強していきます。
人間と違って手でモノを掴んだりできないので 口を使ってちょっかいを出したりするものです。
人間と共通するのは「悪いことをすると そのうち誰も相手にしてくれなくなる」ということ、
最初 子犬にとっては「噛む」ことが「コミュニケーション」の手段かもしれません。
それが人間にとって好ましくない行為であることを繰り返し教える必要があります。

まず 十分におもちゃなど噛んでもイイものを噛ませて 発散させましょう

余りあるエネルギーを発散させないうちに しつけようと思っても逆効果になる場合があります。
ボールで遊んだり、体を触ったり、十分に遊んで「遊ぶのは楽しい事」と認識させるようにしましょう。
注意して欲しいのは、おもちゃを使って引っ張り合いなどはしない、ということ。
おもちゃ以外のものも口で引っ張ってもイイと思ってしまうかもしれないから。

どうやって しつけを実践していくのか?

噛んではいけないものを教える事が大事です。
でも子犬に「これは噛んじゃダメだよ!」と言葉で言っても なかなか理解してはくれません。
そこで必要なのが 「計画的な無視」です。
例えば 噛んだら遊びをストップさせたり、部屋を出て一人ぼっちにする。サークルやケージに入れる。
子犬が「噛むという行為」を行ったせいで 遊びが中断されたという認識を付けさせます。
これは何度も繰り返しやらなければなりません。
「あめとムチ」ではありませんが、「遊ぶ楽しさ」を知っているからこそ「遊んでくれない寂しさ」を知る事が出来るのです。
注意点は、むやみに叱らない事。
子犬に噛まれて 痛がっているところを見せたり、大きな声で「いけない!」などという行為で 子犬に「好ましくない行為」であることを教えることは出来ません。むしろ何らかのリアクションを楽しんでしまう可能性もあります。「遊んでもらえた!」っていう感じに。

普段から飼い主さんに出来る事は 「子犬を自由気ままにさせない」と言うことです。

例えば 自由の利かない姿勢を取らせたりする。
無理やりやったりすると逆効果なので 遊びの中で軽く服従姿勢を取らせてみるのも良い。
また 子犬の後ろにまわって軽く抱え込み、口を掴む。この場合も軽く。
そして掴んだ口をゆっくり上下左右に回してみる。
これを「マズルコントロール」と言う。
この「マズルコントロール」によって家族の中の順番付けが少しづつ出来上がります。


重要なのは 「遊ぶ楽しさ」と「遊んでくれない寂しさ」を使い分けることです。

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